第4章 嫉妬/織田信長(信長side)
愛香の視線をたどり、見詰めていく。
帯に指がかかれば帯を
紐を緩めれば紐を
徐々に晒されていく真っ白な肌
久しぶりに見る愛香の肌は、美しく
男に愛された印はないようだな。
「ふぅ……」
時折、聞こえる吐息とも溜め息とも取れる声を聞いているだけで男根が反応してくる。
たまにはこういうのも有りだな。
しかし、この南蛮のドレスとやらは
他の男共には見せられない。
愛香の後ろにまわり、手を差し込めば
すぐに胸を揉む事が出来る
「ちょっ……ダメですっ」
「手を差し入れるのに丁度いい開き具合だ」
「んっ……」
手のひらにすっぽりと収まる胸を堪能するように揉んでいく。
それにしても先程から気にくわない事がある。
それは……
「ンッ……ハァ……ち、違うんですっ」
「うん?」
俺の手から逃げ、距離をとる愛香は
悔しそうな顔をして力説をし始めた。
要は自分の胸が幼子のように小さい事を気にしているようで
(俺には全くもって理解し難い事だが)
まったくもって案ずる事はあるまい。
「この俺が直々に愛している身体だ。
時期に育つであろう」
複雑そうに微笑む愛香の真意が分からん