第4章 嫉妬/織田信長(信長side)
なにも身体に触れるだけが女体の愛し方じゃない
俺は、愛香に命じた
「俺の目の前で着替えろ」と……
思った通り、恥じらい戸惑いを隠せないでいる(その恥じらう姿がなんとも言えずに愛おしく想ってしまう)
「まだ明るいですよ?」
「明るいからよく見えるであろう」
「恥ずかしいんですっ!!」
「くくっ……面白い事を言うな」
「え?」
「俺は貴様の隅々まで見て知っているぞ__
例えば太ももに黒子が幾つあるのかでさえ知っている」
「っ……」
「この俺を愉しませろ」
それでも俺の命令は絶対である事が分かっている愛香は、意を決して立ち上がる。
「分かっているとは思うが……」
「はい?」
・・・・・・
「俺の目の前で__だぞ?」
「うっ……」
まだ着替えてもいないのに涙目になるとは
早すぎるであろう。
これから愛香にはゆっくりと教えこんでいくんだからな。