第15章 奥州の大トラ/伊達政宗(政宗side)
途中の記憶があやふやだが、家康に抱えられて愛香の部屋に戻ったのは思いだしてきた。
そこからの記憶がないという事は……
俺は寝たのか?
「ンッ……」
頭を整理しようと試みるがどうしても男根に意識が集中しちまう。
ヤられるままになるのは性に合わないが__
愛香が一生懸命にシてくれていると思うと心が熱い
しばらく愛香に躰を預けてもいいんじゃないかと思っちまう。
拙い動きながらも俺を一生懸命に愛してくれている気持ちがとてつもなく愛おしい
髪が邪魔にならないようにかき上げて
纏めてやっている指先に力がこもっちまう。
めちゃくちゃに愛香を抱きたい衝動を堪えて、愛香に身を預けるが……
つ、辛いな
かなり刺激を受けて自らの腰を動かしたいんだが
「ふっ……ンッ……愛香……」
掠れる声で名前を呼ぶ
それだけで愛香の口の動きと絡み付く舌が、激しさを増す
ジリジリとやってくる吐精感に必死に抗うんだが
ヤバい……
我慢の限界にくる
愛香の口で達するなんて俺らしくない。
「……っ!……駄目…だっ……!」
引き抜こうとする俺の腰をがっちりと抱え込み、更に喉奥まで挿れられたらっ
「くっ……」
それが引き金になっちまうだろうが__