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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第26章 色を失ってゆく



「なあああ、試合終了!?」

「最後はリバウンドに行った紫原のまさかの自殺点っ…」

「なんかしまらねぇー」


違う…。

自殺点なんかじゃ…。


「帝光優勝ー!そして前人未到…全中三連覇達成ー!!」


私は目に映る、『111-11』もスコアから、コート上の皆から目を背け、強く目を瞑り唇を噛んだ。


「…違う…違う…っ」



違う…私はこんな事のために…。


こんな結果が欲しくて、受け入れてきたわけじゃない…っ




私は……


もう、バスケが嫌いだ。

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