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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第19章 優勝する気あるの?



そしてそのまま解散となり、部員にケア指示をしていると、私の元へ大ちゃん、あっくん、真ちゃん、黄瀬、テツ君の『キセキの”アホ”』集団が寄ってくる(…ここにテツ君を入れていいのかはわからないけど)。


「オイ、華澄。お前に頼みがあんだよ」

「却下」

「まだ何も言ってないっスよ!?」


あんたらがその何か企んでそうな顔をして私に頼み事をしてくる時点で、どうせロクでもないことを考えていることくらいわかるわ。

そして毎回、それに巻き込まれる私の身にもなって欲しいものよ。


「藍ちーん。藍ちんにしか頼めないんだってー。お願ーい」


あっくんは私に抱き付きながら甘えたようにして言う。


「紫原、いい加減藍川が潰れるのだよ。だが、藍川。これはお前にも関わってくる重要な任務だ」


真ちゃんはあっくんに私から離れるよう促しながらも、真剣な表情で言う。

…とりあえず重いし、汗でベタベタしてるからあっくん離れて。お願い。


「…僕は反対したんですよ。でもやっぱり折角ですし…」

「……」


テツ君まで真剣な表情で言う。

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