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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第19章 優勝する気あるの?



全中に向けて、さらにさらに練習が厳しくなったことと真夏の暑さでテツ君がダウンすることもしばしば。


「すみません…すぐに起きます…」

「言ってるけど、ピクリともできてない!」


大ちゃんもこれまでのことが嘘のように全くサボることなく、毎日練習に出ていた。


「大丈夫ッスか、黒子っち」

「手を貸すな。全中は一日二試合が連日続く。この程度ついてきてくれなければ困るよ」

「はい…!」


テツ君に手を貸そうとする黄瀬を遮り、征十郎がそう言うと、テツ君は自力で立ち上がる。


「よーし次、4対4いくぞ!」

「っしゃあ!」


とてもいい雰囲気。

私の隣に立つさっちゃんも、練習に真剣に打ち込む大ちゃんを見て、嬉しそうな表情を見せた。

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