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青春あやまち論 【黒子のバスケ】
第15章 これが恋というものか
正直、疲れはしたが、クラスの役に立てたと思えばいいか、と考えて営業スマイルを振り続けた。
結局二時間も見世物となった私は、開票のためにまたクラスを後にした。
「華澄ーっ!聞いたよ?大変だったんだってね?」
笑いながら言うのは、さっき振りの優ちゃん。
私の噂は瞬く間に校内中に広まったという。
「おかげで疲れたわ。もう今日は上手く笑えないかもしれないわ」
「とか言ってー」
…とか言って、何だ。
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