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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第15章 これが恋というものか



先程から私を褒めちぎる彼女は、そんなことをぼやくが、私が作ったものと他の人が作ったものの味の違いは全く分からない。


「藍川さーん!実行委員が呼んでるー!」

「はーい、今行くわ。じゃあ、私ミスコンの打合せに行かないといけないから後はよろしくね」

「オッケー。明日、絶対藍川さんに投票するから。頑張ってー」


クラスメイトの彼女はそう言いながら私に手を振った。


「待たせてしまってごめんなさい」

「いえ、大丈夫です。行きましょうか」


私を呼んだ実行委員に一言詫びて、私は打合せへと向かった。

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