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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第13章 覚悟してね?



コンビニまで歩き、到着。

皆からの注文の品々を籠に入れていく私と、自分の食べたいものをどんどん籠に入れていくあっくん。


「こんなに食べきれるの…?」

「余裕だし」


レジに並び、会計を済ませた私たちは再びテツ君の家へ向かう。


「ん」

「え?あ、」


並んで歩いていると、あっくんは私の手から買った物が大量に入った袋を奪う。


「俺が持つよー」

「そんなの悪いわよ。重くないんだし、自分で持つわ」

「いーのー」


いくら言っても聞かないあっくんに負け、私は手持無沙汰になった自分の手をいつものようにポケットに突っ込んだ。


「藍ちんさー。前から思ってたけど、危ないよ?」


ポケットに手を突っ込んだ私を見下ろしてあっくんが言う。


「大丈夫よ」

「藍ちんだから心配なんだけどー。運動音痴だし」

「失礼ね」


私がムッとした顔であっくんを見上げた。

と、その瞬間に私は転がっていた小石に躓いてしまい、転びそうになる。


「(…しまった。言ったそばから)」


そう思っても躓いてしまったものは仕方ないわけで、私は思わず目を瞑った。

…が、痛くない。

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