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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第12章 馬鹿とは何よ



今日の第一試合目が始まる前に私とさっちゃんが対戦校のデータを元に、スタメンをコーチと修ちゃん、征十郎と相談する。

『無冠の五将』と称される『雷獣 葉山小太郎』のポジションはSF。

そのマークをするであろうこちらのSFの祥ちゃんは今回の遠征には不参加。


「…仕方ない。虹村、灰崎の代わりに出ろ」


最近の祥ちゃんの問題行動に頭を悩ませるコーチは、また今回もため息をつきながら言った。


「わかりました」


修ちゃんもまた、頭を悩ませる内のひとりで、こちらもまたため息をつきながら返事をした。


「あの…」

「華澄、どうしたんだ」


私が徐に手を挙げると、征十郎が問いかける。

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