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青春あやまち論 【黒子のバスケ】

第12章 馬鹿とは何よ



今回の遠征は去年とは少々異なり、一日目は他校との練習試合。

二日目は初日の練習試合からの反省を踏まえての他校との合同練習。最終日は基礎練をして帰る、ということらしい。

こんな事ならば別に帝光中の体育館でもできるのではないか、なんて考えてしまえばこちらの負けな気がするので敢えてそこは深く考えないようにした。


「えー、初戦の対戦校は『無冠の五将』の葉山小太郎のいるところです。彼以外の選手は並程度ですので、葉山を徹底的にマークしていれば問題はないかと思われます。が、一応、葉山へのパス回しが上手いので4番のPGには注意しておいた方がいいかと」

「葉山小太郎についてですが、彼のドリブルのテクニックは右に並ぶものがいないと言われるほどです。ポジション的に祥吾君がマークすることになると思ったんですけど…」


思わず言葉を濁すさっちゃん。

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