【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】
第2章 春〜花見〜
そして才蔵さんは4種類をあっという間に平らげた。
いつもはもっとたくさんの量を作ってるから当然だけど。
「明日も作りましょうか?
何がいいですか?」
「つぶあん」
「承知しました。
あんこはまだ残ってますから。
たくさん作りますね。」
「よろしく」
そう言うと才蔵さんが、
私を見てにっこりと微笑んだ。
え?うそ、こんなふうにはっきり
笑いかけられるのいつぶりだろう。
私は胸がきゅうっと締め付けられるような感じがした。
そしてさらに顔が火照ってきた。
やだ、顔が赤いの才蔵さんに見られる。