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【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】

第4章 秋【裏R18】〜月光〜


うっ、才蔵さんの動きがいきなり早くなった。
どうしたんだろ。
でも、でも、気持ちいいけど。
私のいつもの気持ちいいところを刺激してくれてる。
そして私の中は才蔵さんで満たされてるし…。

「さ、才蔵さん…、ああ…。」
「あやね、あやね…、イキそう…」
(ええぇ?そうなんですか?早すぎません?)
ちょっとびっくりした。
いつもなら角度や愛撫や口付けで私をじっくりと、根を上げるほどに愛してくれるのに。
そして2人でイケるよう合わせてくれるのに。
才蔵さん、ほんとに余裕ないみたい。
表情もなんか今まで見たことない感じ。
いつもみたいな意地悪で余裕しゃくしゃくな感じじゃない。
目を閉じて眉間に皺を寄せて、口もすこし開けてて。
あ、そうか、イク前の表情に似てる?
え?なら、本当にもうイッちゃうの?

そう思っているとますます腰の動きが早くなる。
私も快感を感じてはいるがまだイケそうにはない。

「あやね、あやね…、俺、俺…」
という掠れた声がした。
え?才蔵さん?もう?
そして「うっ…」という声とともに、私の中の才蔵さん自身がビクビクっと細かく動き、熱いものが吐き出されたように感じた。

「はあ、はあ、はあ…」
才蔵さんが珍しく肩で息をしている。
汗もすごい。
腰の動きがゆっくりになり才蔵さんは私から体を離した。
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