【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】
第3章 冬【裏R18】〜寒い夜〜
「これもいい眺め」
「もう、また、やだ…」
足を閉じたいけど、両手でがっしりと押さえられて閉じることはできない。
任務から帰った夜は、時々こんな風にあそこを眺められることがある。
何を確認したいのかわからないけど。
初めてではない。
でもこの体勢は、好きな人に恥ずかしいところを見られているという状況もあり、なかなか慣れない。
才蔵さんの場合はかなりじっくりと冷静に見つめてる感じだし…。
でもこの後のことを予想すると、少し嬉しい。
そう、見られた後は舌であそこを舐められるのだ。
あの刺激は指よりも刺激的でかなり気持ちいい。
私はその時を待っていた。
「期待してる?」
目を閉じてじっとしていた時に問いかけられハッとする。
「いえ、な、何を?」
すっかり心を読まれ、焦る。
「次に何されるか、考えてたでしょ?」
「そんなこと。わかりません…。」
「どうして欲しいのさ。
言えばやってあげるよ。」
「…もう、終わりにしましょう。明日も早いですし…」
羞恥心から顔を赤らめて、心とは正反対のことを言ってしまう。
まさか、いつものようにあそこをなめてほしい、だなんて言えるはずはない。
「また…。嘘つきは嫌いだよ。
ほら、言いなって。」
才蔵さんが目を細めて笑みを作りながら言う。