【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】
第3章 冬【裏R18】〜寒い夜〜
「なんか火がついた」
そう言って、才蔵さんの右手は胸から下の方にのびてきた。
その間もずっと耳や首筋に舌を這わせている。
裾を割られ敏感な部分を探ってくる。
「…、ダメですってば。才蔵さん…!」
抵抗したいが両手はがっしりと左手で固定され、足もからめられ動けない。
そしてとうとう割れ目から指が侵入する。
「なーんだ、ここはいやがってないじゃん」
胸を触られたり、才蔵さんの固いものを意識しているうちに、私も少しおかしな気持ちになってきてはいたけど。
「そんなはず、ないです…、あっ…。」
「うそ。濡れ始めてる。」
「やだ…。」
恥ずかしさでかっと顔が熱くなる。
指は少し膨らんだ突起を捉え、くるくると円を描くように刺激される。
「才蔵さん、だめ…です。うっ…。」
甘い痺れに体から力が抜ける。
すっかり抵抗する気は失せ、痺れに身を任せた。
力を抜いたのがわかったのか、掴まれていた私の両手は解放され、才蔵さんの左手は胸をゆっくりと揉みはじめた。
右手の方は、突起の周りをクルクルと回るように、そして溢れてきた愛液を突起に擦り付け指で押しつぶされるように刺激される。
「あぁん、ぁん…」
そして滑りをたっぷりとつけた二本の指で挟んで擦られる。
「あぁん、いゃっ…」
「気持ちいい?」
「はぁん…」
甘い声は出るが答えられない。
「答えて」
「…もち…い…で…」
体や頭ががだんだん痺れてきて声にならない。
「だめ、言わないとやめるよ」
「ゃん…はずか…し…」
やめると言いつつ指の動きはまだ止まってはいない。
「ほら早く」
「いじ…わる」
「やーめた」
笑いが篭ったような声がして、本当に指が止まった。
一息ついたものの、やはりあの甘い痺れに包まれていたいと思ってしまう。
「やっぱり、寝る」
私の体を放しくるりと背中を向けてしまったらしい。
「あっ…」
もう、意地悪。
本当は自分も途中で止めたくなんてないくせに。
ずっとお尻のあたりに固いものが当たっていた。
やっぱり私が折れるのを待ってるんだよね。
中途半端に体が火照ってしまい、私もこのままではいやだと思ってしまう。