第3章 球技大会
「とにかく、今日は球技大会だからがんばろうか」
二人に落ち着いてもらうために話題をすり替える
愛紀はそれに笑顔で答え、空沙は以外にも真面目に答えてくれている
もうちょっとだるそうにやるのかと思った
「私はやると決めたらやるわ」
「お、おぉ・・・・」
―みなさん、おはようございます。
今日は待ちに待った球技大会です。
もうすぐ始めますので、全校生徒校庭に集まってください。
各クラスの担任の指示に従い、素早く行動してください。
なお、教室にすべての荷物を置いてきても構いません。
繰り返します―・・・
「あ、もう始めるみたい。行こうか」
「えぇ」
「うん!」