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女帝ホスト

第3章 球技大会







―――――

さて、日付は変わって今日は球技大会
(話が飛び過ぎだって言われてもねー・・・)

「真伊ー!」

と、珍しく遅刻をしなかったあたしの後ろから、ズドドドドドと、ものすごい音が聞こえてくる

そして、その音が止まったと思ったら、あたしの腰にものすごい衝撃が走った

「ぐぅぇええ!」

あぁ、女子とは思えない声だな・・・

「真伊!おはよー、おはよう、おはよおおおおおおお!!」

「お、おはよう」

少々どもってしまったが愛紀に挨拶を返した

そしてそのあとを追いかけていた空沙にも挨拶をする

愛紀を追いかけていたみたいだ

「雨音、校内の廊下は走らないで。それに、服装が校則違反よ」

空沙は愛紀の服を見てため息をつく

あ、多分今何回注意したんだろう・・・って考えたと思う

「雨音愛紀、そろそろ2点減点だな」

「なんでよっ!今までは許してくれてたじゃないっ!」

「何度も何度も規則を破りすぎ」

「だ、だって、規則は破るためにあるものでしょう!?」

「いや、違うよ愛紀」

とりあえず最後だけ突っ込ませてもらった

流石にさっきの発言はちょっとダメだったと思う

しかも、本当に思ってたらしいし






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