第4章 続編《緑間真太郎》©黒子のバスケ
そして昼になると俺はゆりと外で弁当を食べる。
付き合って以来ゆりは俺に弁当を作り続けてくれている。
口は悪いがゆりは一途で世に言う理想の彼女なのだよ。
ゆり『真太郎♪今日はねデザートも作ってみたんだ!にこっ』
緑間『手作りでか?』
ゆり『もちろんっ♪真太郎の口に合えばいいけど…』
そお言って出されたのは、抹茶プリンにアズキのソースがかけらたものだった。
小さめのカップに入っていて可愛らしく、見てるだけでも楽しめる。
緑間『ん。うまいのだよ。にこっ』
ゆり『よかったあー♡真太郎って和が好きでしょ?だから無難に抹茶かなあ?って思ってさ。今度は違う和菓子トライするから食べてね?にこっ』
緑間『あぁ、楽しみにしている。』
なんて幸せな時間なんだ。そんなこと思っていた俺はこのあと起こる悲劇なんて予想もしてなかった。