第3章 先輩の好きな人…
先輩が喋る度に、息がかかる。
これじゃ緊張して上手く話せないよ〜!
「お、お兄ちゃんのどこがいいのか、ぜひ
聞いてみたいもんです!
友達は多くてもいいことありませんよ!笑」
ようやくバス停に着いた。
バスを先に降りる私。ここでバイバイだ。
先輩も椅子を立ち、ドアまで来る。
櫻井「いやー、今日はちゃんと話せて
楽しかったよ!ニノにも邪魔されなかったし笑
じゃ、また明日お家に伺います!」
「私も!楽しかったです!
これからもお兄ちゃんと仲良くしてやって下さい!
…じゃ、また明日!」
先輩に手を振り、家に入る。
「…ふー!緊張したぁー!!架純にLINE♪」
今までのことをすぐさま架純に伝えた。