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雨の降る学校

第8章 "お兄ちゃん"じゃなくって…




お兄ちゃんが去った後、

私は暫くその場を動かなかった。




お兄ちゃんが、私を…





でも。







私はそれに応えられないし



応えてはいけない。







家族だから…?





恋人がいるから…?









でもどうして、



お兄ちゃんは私にその気持ちを



告白してきたんだろう。









考えても分からない。









どうやって寮に戻ったか分からない位


私の頭はこのことでいっぱいだった。






私もお兄ちゃんが好き。





でも、お兄ちゃんの言う"好き"とは違う…。








誰に相談すればいい…?




話さない方がいい…?






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