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雨の降る学校
第8章 "お兄ちゃん"じゃなくって…
和也「昔、こうやって遊んだな。」
「うん。」
和也「あの時から、は俺の大事な妹で
家族だった。もちろんそれは
今も変わらない。
でも、だんだん変わっていくものもあった。
いつからか、
への恋愛感情が生まれてた…」
「え…。どういうこと…」
和也「よっと…!
俺はに恋してるってこと。」
ブランコから飛び降り、
お兄ちゃんは言った。
しかも誇らしげに。
一気に心臓がドクドクと波打つ。
去り際背中越しに、
和也「が好きです。」
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