第1章 【三日月宗近】夜伽の枷外し
「む、ねちか..,っ」
キスをすれば激しく舌が痺れてたまらない。
「はっ..,.んぅ..,,」
なんだろう。すごく生きているのに、今にも死にそうな、今にも消えていきそうな顔をして抱かれて。
「.,.夜伽を.,,しても、いいか?」
怯えた顔。私の胸の谷間を指でなぞってる。
私は笑顔で「..,喜んで」
と、返事をした。
表情が明るくなったかと思うと優しい手つきで私の帯をほどく。
自分の防具も外し動きやすい服になると襖を閉めた。
他の刀剣男士に見られたくないから?..でしょうね。
「っ..はぁっ..,」
首に息をかけられ舐められてゾクリとする。
なにもかもを見透かすような瞳にドキリとさせられる。
「ぁ、んっ..,」
胸元がほんのりと赤くなり服を脱がされ、上半身は裸になる。
「.,.,宗近.,,恥ずかしい..,」
顔を紅潮して目をそらす。
「じゃあ、これでいいか?」
彼も上半身裸になる。
肉体美にうっとりとみとれてしまう。
彼も赤くなっていて、思わず笑ってしまっていた。
「ん…ハッ」
乳房を舐め、先端を舌で弾かれて変な声が出る。
「っひゃんっ..,」
声を発してしまうから口元に手を当てていた。そして、手を退けられる。
「声。聞きたい。.,..ダメ?」
そんな、囁かれたら..
断れるわけないじゃない