第2章 ゲームの始まり
❮鬼放出まで0❯
カウントダウンが終わったようで
ドスドスと音が聞こえてきた
音がデカイ……てことはすぐ近くに居るって事か……
すると鬼が1つ1つクローゼットをガタガタし始めた
「どうしよう……太郎君……」
『大丈夫、何とかなる……』
確か、ここのロッカーはドアが閉めれる所が合ったはず……
少し近い所に閉めれる所があった
何とか行けそうだ
俺は青蘭ちゃんに言った
『青蘭ちゃん……少しキツくなるけど我慢してね?』
「うん……」
俺は力いっぱいドアを閉めた
早くしないと鬼に殺される
すぐ隣がガタガタしてる
早く閉まってくれ!
そう思った瞬間、閉まった
『ふう……良かった……』
それにしても……青蘭ちゃんの胸が当たって居るだと!!
こんなに萌える事は無い!!
「ん……鬼、居なくなったかな?」
『いや、まだだ……』
その瞬間、結構揺れた
きっと、鬼がクローゼットを揺らして居るのだろう
「こ、怖いよ……太郎君……」
『だ、大丈夫……何があっても青蘭ちゃんだけは、守るから』
「太郎君……」
すると飽きたのか、鬼は消えた
『ふう、何とか居なくなった見たいだ……』
「太郎君……ありがとうね?……」
うぉぉ、青蘭ちゃんに感謝された!!
嬉しい!!
『いえいえ……!』