第2章 ゲームの始まり
少しすると地響きが収まったので
机の下から出た
すると、辺りは真っ暗だった
「な、何で真っ暗なの!?」
青蘭ちゃんはパニックになっていた
「もしかしたら、地下に落下したのかもしれない……」
篠原先輩が冷静に言っていた
「え!?って事は……」
篠原先輩は頷いた
「そうよ、昔からの言い伝えの鬼ごっこゲームの生贄になってしまったのよ」
「そ、そんな!?まだやり残した事沢山あるのに!!」
「とにかく、全員居るな?」
室腰先輩が言った
『はい!全員居ます!』
俺は答えた
「よし!それなら大丈夫だ……冷静にお供えをして……」
❮ニゲラレナイヨ?❯
「!?誰だ!」
❮アナタタチハ、イケニエナノ、ダカラニガサナイ❯
そう言った瞬間、テレビがブアッと付いた
「な、何だよ!?これ!」
一翔はパニックになっていた
この光景は見た事がある
『皆!早く逃げないと!食われて死にます!!』
そう言った途端、謎の声の人がカウントダウンをした
❮鬼放出まで20❯
「とにかく!皆!手分けして逃げるぞ!!」
室腰先輩が言った途端
思いっきり皆、バラバラに逃げた
俺は、青蘭ちゃんと一緒に逃げていた
「何で私達がこんな事にならなきゃ行けないのよ!!」
『よし!そこに隠れよう!』
「うん……」
そうして俺らはクローゼットに身を潜めた