第2章 ゲームの始まり
一翔、愛美視点
ちくしょー!何だよ!山田太郎って奴!!
青蘭とイチャイチャしやがって!!
俺は青蘭の事……
いや、今はそんな事を言ってる暇じゃなかった
鬼から逃げなきゃ!
俺は、愛美先輩を連れて逃げていた
「ねえ、大里君……少し休めるところは無いかしら?」
『えっと、じゃあ此処の影で休むのはどうですか?』
「いい考えね……じゃあ休みましょうか……」
『はい……』
「大里君……私じゃなくて、三上さんの方が良かったんじゃ無いの?」
『え?何でそう思うんですか?』
「だって大里君、三上さんの事好きでしょ?」
『そ、そんな事無いですよ!!』
「フフ分かりやすいわね?」
『……///』
しかし、会話をしてる時に何やら足音が聞こえた
「隠れて!!」
俺らは素早く影に隠れた
少しこっそり見たら
それは斧を持っている幽霊で俺らを探しているようだった
『あれが……鬼……』
「そうみたいね……今は静かに待ちましょう……」
『はい……』
少し立つと鬼は去っていった
もう、足音もしない
でも、油断をしていたら
あの斧で殺されるだろう
「この場所からは離れた方が良いみたいね……」
『そうですね……あと、先輩!』
「どうしたの?」
『先輩の事けして嫌いな訳では無いので!さっきみたいな言葉は撤回して下さい!』
すると篠原先輩は少し微笑み
「分かったわ」と答えた