• テキストサイズ

computer game

第7章 再開


間違いない!この声は木崎先輩だ

「フハッハッハ、よくここまで来れたな?山田くん」

『何で、木崎先輩が……』

「あー?俺もここのゲームにログインしたんだ、そしたら偶然この世界に来ちまってよぉ?しかも、君に会えるとは好都合だ」


俺は足が震えた、いや全身が震えた

まさか、やめた会社の、しかも一番会いたくないヤツに会うとは思っても見なかった

『くそぉ……二次元まで奪う気かよ……』

「あ?何グチグチ言ってんだぁ?お前にはまだ、やって欲しい事が沢山あるんだ辞めさせる訳には行かねーんだよなー?」

『そ、そんな……退職願い出しましたよ?』

「はあ?退職願い?そんなのちぎって捨てた」

『え!?』

「だってお前にはやってもらう事が山ほどあるからなー?」


「ねえ、太郎君……」

そんな時に話しかけてきたのは青蘭ちゃんだった

『どうしたの?』


「あのおじさん誰?」


『俺が前に通ってた会社の上司だよ……』

「え!?」

『あいつのせいで会社を辞める事になった……』


「そんな!……」


「そんなんだったら、ほっとく訳にも行かないすね?」

「そうね…ニコッ」

「あ!篠原先輩が笑うなんて珍しいですね!」

「ちよっとね……」

「フハッハッハ、今のお前らじゃ俺に敵わない」



『どういうことだ?』


「これがあるから」

すると、木崎先輩はあるものを取り出した

『それは?』


「ねおウイルスだ」


『ねおウイルスだと……?』


「そうだ、俺はこれを飲んで無敵になる……!」


そんなものを木崎先輩が飲んだら敵わない

だから、早く止めないと


/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp