第5章 絶望と謎の者
過去編終わり
まあ、そうなったからこそ俺は今ここに居るのだろう……
とにかく、場所を探したけど何処にも居なかった
あとはこの部屋だけだな
俺は調理室のドアを開けた
するとそこには室腰先輩と篠原先輩が居た
二人とも怪我をしていた
『先輩達!?大丈夫ですか!?』
「や、山田!生きて居たのか!?」
『はい!平気です!それより、その怪我は……』
「あー!少し掠っただけだから大丈夫だ!な?篠原?」
「ええ……大丈夫よ」
『良かった……』
「そう言えば他の奴らは?」
『実はですね……』
俺はさっきあった事を全て話した
「てことは、俺らは二つの次元に分裂されてるって事だな?」
『はい……そうです』
「だから、後の3人はもう一つの次元に居る可能性が高いって事ね?」
『そうです……』
「まあ、とにかく別の次元に行く方法を探しましょう……」
「だな!」
そうして俺らはもう一つの次元に行く方法を探していた
まだ、誰かに見られてるとも知らずに