第3章 新しい街
「あー…まぁ、一応………内緒ね?」
隣の子もあわあわしてる。
知ってるんだ…
ってか、天使が目の前に…どうしよう、ちょっと私正気を保っていられる自信が皆無です。
「あ、ああ、案内してくださるのですか…?」
「困ってんだったら、助けねーとな?」
さ、さすが…下野様………
「えーと、どこに行きたい?」
「「○□△ハイツ………え?」」
この子も同じなんだ!
今日めっちゃツイてる!
「あー、ってことは…よし、歩いて15分くらいかな」
私このまま死んでもいい。
全然死ねる。
とりあえず、前を進む下野くんについていこう。