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声優だって恋します~下野紘~

第4章 仕事~紘side~


「しーもんぬ…ってなにそれ?」
「え?これ?もらった」
「ファンの子に?」
「うむ」
そう、ソレを見ていたら、同僚の谷山紀章が話しかけてきた。
「へぇ、でもソレ見てんのもいいけど、時計も見ようか下野くん?」
「え?え!?うわ、マジで!?」
遅刻5分前。あぶねーーっ
「しもんぬが遅いから呼びに来たんだけど」
「ごめん、行く行く」

今日はダン☆プリ7周年記念イベントの初日。
あーぶなー
「まぁ?俺ら仲良く登場ってことで?はい、抱っこ♪」
「え、ちょ、おま、え、おーーーーーーろーーーーーせーーーーーーっ」
あぁ、あいつの気持ちがよくわかる………
「はぁい、行きましょうか、陸ちゃん」
「ほんと…マジ勘弁……」
俺はそのままステージに上がるハメになった。

あとから見せてもらった映像も屈辱的だった。
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