第5章 炎のゴブレット
「ごめん。ありがとうマルフォイ!助かった。」
授業が終わり、マルフォイに礼を言うと、私はスネイプ先生の部屋へと向かった。
「スネイプ先生、ケインです。入ります。」
ノックして入るとスネイプ先生が座っていた。
「座れ。」
スネイプ先生に向かうように座ると、目の前にレモネードが入ったコップが。
「飲め」
言われたとおりに飲むと、美味しかった。つい頬が綻ぶ。
「お前嫌がらせを受けているのか?」
「…………………………」
「吾輩には何も出来ん。だが、時々はこうやって飲ませてやる。………無理はするなよ。」
………あーあ。先生には適わないなー