第5章 炎のゴブレット
なんとダンブルドア先生の話では、今年は魔法学校同士の交流会もとい魔法学校VS魔法学校の大会があるらしい。まあ、口を滑らせたハグリットのおかげで私は既に知っていたんだけど。
みんな出る気満々……なんだけど、やっぱり18歳超えてないと出れないみたい。がっかり。
各学校1人の代表者を決めて争うこの戦いに我が学校から選ばれたのは、なんとセドリック。選ばれたとき手を振ってくれた。あれからセドリックとは仲良くなって、ときどきお昼休み魔法について話す。
だけどそこで変なことが起きた。もう各学校の代表者が決まり、ダンブルドア先生が締めにかかろうとしたとき、ゴブレットが炎をあげた。
「…………ハリーポッター?………イヴ・ケイン?」
…………ん??