第4章 シリウス・ブラックとの出会い
朝。スーが郵便で来てくれた。
「ありがとう。スー。」
手紙は2通。ひとつはハグリットからだった。
[今日は来るな。絶対に来るな。]
その手紙はハリーたちにも来たみたいで、涙と鼻水でぐっちゃぐちゃだった。嫌な予感がした。
二つ目もあまりいいとは言えない手紙だった。あの狼からだった。あの後、テストなどで私が忙しくなりこられない日が多く続いた。だから私はスーを連れて、もし何かあったらスーを呼ぶように言った。賢い子だと思ってたけど、まさか一発でできるようになるとは思わなかった。
「ごめん。私他に行くところができた!ハグリットの件は任せていい?」
私は後から行くとつげ、慌てて狼がいる暴れ柳へと向かった。