第4章 シリウス・ブラックとの出会い
「イヴ。シリウス・ブラックが脱獄した事件については知っておるかの?」
ダンブルドア先生が穏やかな顔で私に聞いた。
「はい。昨日ハグリットから聞きました。」
「そうか。お主にハリーの警護を頼みたいのじゃ。稽古は怠っておらんの?」
「は、はい!!というか、え?ハリーの警護!?」
「ハリーに危険が迫っとるかもしれんのじゃ。」
「………また私の兄のせいで………ハリーは…………」
「わしがそうさせぬ。お主もそうじゃろ?そのために魔法の勉強を頑張っておる。」
「………はい!!ハリーの警護頑張ります!!」
「表にハグリットが待っておる。気をつけてな。イヴ。」
「はーい!いってきまーす!」