第2章 再会
9時頃、取材スタジオとなる部屋に入る。当たり前だが、誰もいない。私は椅子を並べる。水は来てからでいいかな。温くなっちゃうし
10時少し前、私は最終確認をする。質問事項、名前…。色々確認していると部屋のドアが開いた
嵐
「失礼します」
私は急いで椅子から立ち上がった。そして、馴れないヒールを履いているからかよろけてしまった
「おっと」
嵐の誰かが支えてくれた。きっと由佳さんに言ったら、騒ぐんだろうなぁ。私はそう考えながら離れた
「すいません、ヒールの靴馴れていないので…。本日取材させていただきます、櫻庭です。よろしくお願いします」
私は名刺を渡した
嵐
「よろしくお願いします」