第3章 事件発生
7時を少し過ぎた。収録が長引いているのかな?まぁ、ドタキャンされても仕方ないか。ドタキャンされたら何かあるもので作ろう!
〜♪
「もしもし」
翔
『昴さん、ごめん!』
やっぱり無理だったかな?せっかく着がえたから、1人で食べ行こうかな
翔
『今、収録が終わったんだ。急いで迎えに行くから!』
「今日じゃなくてもいいよ?」
翔
『約束したから!あ、もしかしてもう食べちゃった?』
「ううん、まだだけど…」
翔
『じゃあ、迎えに行くね』
そう言うと電話が切れた。事故に遭わなければいいんだけど…
8時少し過ぎ。携帯が鳴った。翔さんからだった
「翔さん?」
翔さんは私が話すまで話さない。きっと、私以外の人が出た時のことを考えてだろう
翔
『今、アパート前に車停めてるから来れる?』
「分かった。今から行くね」
私はバックを持って、急いで下に行った