過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン R18】
第1章 その瞳に映るのは・・・・
「君が口が堅いというのは充分理解しているつもりだ。
しかし、この件は見過ごすことは出来ない。
君が俺を避け始めた原因でもあるんだろう?
今のこの有利な状況を俺が使わないとでも思っているのか?」
エルヴィンはポケットから小瓶を取り出し蓋を開け、
中の液体を指に付着させると迷うこと無くナナシの秘部へ差し入れた。
突然冷たいものが侵入してきたので、
ナナシは反射的に身を竦ませる。
「こら!身体に力を入れてはダメだ。痛みは少ない方が良いだろう?
力を抜きなさい、ナナシ」
太い指を突っ込まれて力を抜けという方が無理だと
涙目で訴えてくるナナシが可愛くて、エルヴィンの指の動きが
忙しくなる。
早く自身をこの中に入れたいという欲望が
ニョキニョキと沸き上がってくるのだ。
拡張が性急過ぎたのか、ナナシが嬌声というよりも
痛みによる声を上げたので、指の動きを遅くし、
慎重に事を進める事にした。
折角初めて身体を繋げるのだから、
ナナシにはうんと気持ち良くなって貰わないといけない。
これで過去の男の方が良かったと言われてしまったら、
エルヴィンのタフな心も折れてしまうだろう。
そりゃあ、もうボキッと。