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狐薊❪信長協奏曲❫

第3章 兄弟



小さな小屋
そこに帰蝶さんは囚われているらしい
どう入ったものかと唸る私達を他所にサブローは立ち上がって叫ぶ

「君たちは完全に包囲されている!大人しく出て来なさーい」

いやいや、刑事ドラマじゃないんだから
しかもこっち3人しかいないし
嘘もいいところ
久し振りに聞いたその台詞に色々心の中で突っ込みをいれていると彼の次の行動への反応が遅れた

「ええい、焦れったい」

そのまま小屋へと突き進むサブロー
一瞬呆然とそれを見送るがはっと二人で息を飲み二人で彼を追いかけた
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