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狐薊❪信長協奏曲❫
第3章 兄弟
私は兄が大好きだった
血の繋がりが無かったとしても
兄として、家族として、愛していた
優しく私を撫でる手とか
私の名前を呼ぶ声とか
私に向ける微笑みとか
大好きで、愛してて
そして全てだった
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