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狐薊❪信長協奏曲❫

第2章 殿



駆け寄ろうとするけれど恒興ちゃんが持っているのは真剣
下手に手を出せば怪我では済まないだろう

「うつけの主君など要らぬ!」

恒興ちゃんが叫ぶ
そう、だね
確かに私の主君は大将一人だけど
大将が決めたんだからそれに私は従うよ

「恒興ちゃ「何しようとしたのか分かってるのか!」

サブローとかぶった
胸あたりから僅かな血を垂らしながら
それはもう、堂々と

「信長は!天下を取る男だぞ!!」

そしてこれまた堂々と、嘘をついた
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