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きっと君は

第6章 最近章名を考えるのがめんどくさくなってきた夜天です


「希紗!俺らそろそろ帰るわ!」

「ケーキ譲ってもらった上に
ゆっくりさせてもらって
ありがとなっ」

優雅な?ティータイムをすませた
丸井と切原は、そろそろ時間だからと
帰っていった。

もちろん連絡先は交換してある。

(一気に静かになったな)

そろそろ神が言っていた
パンフレットと制服が届く時間だ。

ピーンポーン


(タイミング良すぎ)

「お届け物でーす」

「はーい」








重い。
結構な量が入っているであろう
ダンボールをリビングまで運ぶ。

「さて、私はどこに行くのでしょう」

カッターでダンボールを開けていく。

まずは制服が目に付いた。

「これは、氷帝ではないな」

朱梨が跡部を崇拝していたから
その影響で氷帝の制服は覚えてある。

見たことはあるが
なかなか思い出せない。

次にパンフレット。

「...え?」

思わず声が出る。
いやいや。ここ東京だし?

「立海って...まじかよ。」

電車で通えと。
不可能な距離ではないが
通学距離じゃねーだろ。

その下には教科書やノートなどの
一切の文房具が入っていた。

パラパラとめくってみる。

(なつかしっ)

所謂不良だった私も
学校には通っていたわけで
それなりに勉強はできた方だった。

(この分だと、授業は受けんでも
すみそうやな)

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