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姫と紫煙の蝶
第3章 光鬼と闇姫
「銀時、元気そうだったなぁ」
住まいに戻った彩菜は、銀時の元気そうな顔に、クスクスと笑った
「(今では、あの子達と一緒に居るみたいだし……。1人じゃなかったんだね)」
正直、銀時が1人で居なかった事にホッとした
《銀さん!》
《銀ちゃん!》
「………羨ましい」
彩菜は、ポツリと呟いた
そんな時、
【憎くんでいるのか?あの男を、白夜叉を】
「!!」
彩菜は、辺りを見渡した……が、そこには誰もいない
彩菜は、はぁ……と溜め息をついた
"その声"を知っているからだ
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