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姫と紫煙の蝶

第3章 光鬼と闇姫



「何で、私が銀時を恨まなければならない?てか、今のどの辺に怨む要素があった」

【ククッ、お前は白夜叉に裏切られたんだよ】

「はあ?裏切られた?」

【ああ、そうだ。お前は、こんなにも苦しんでいるのに、白夜叉はのうのうと、暮らしているんだからな】


「灰龍。今すぐ、その口を閉じろ」

『灰龍』と言う姿なき声は、彩菜に挑発する事ばかり言う

【お前は、白夜叉に愛されてなどいない】

ドンッ!!

「灰龍、その口を閉じろ。私はお前になどならない!!」


彩菜は、近場にあったモノを叩きつけた

しかし、灰龍は口を閉じる事はなかった


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