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姫と紫煙の蝶
第3章 光鬼と闇姫
―――倒れるハズだった
ガシッ
「!!」
後ろから誰かに、つかまれた為、倒れる事はなかった
彩菜は突然の出来事に、ゆっくりと目開けると、
そこには――――……
「ぎん…と……き………」
銀色のクルクルした髪、
紅い瞳、
顔立ちは少し変わったが、覚えがある
かつて、白夜叉と呼ばれ、敵味方からおそれられ、
桂と同じく、高杉兄妹の幼馴染みで、
彩菜が想っていた相手――坂田銀時だった
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