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姫と紫煙の蝶
第3章 光鬼と闇姫
「いえ、不注意だったのは、此方なので」
彩菜は何だか、不憫に思い、フォローを入れる
とそんな時、
「ほら、さっさと払えよ」
「「「!!」」」
ふと声のする方を見ると、そこには小さな男の子と、その子を囲む不良達だった
「い、嫌だ!大体、お前らが勝手に……」
どうやら、男の子が持っている水が、不良達にかかったらしい
意図的に
「あ~、逆らう気かよ?いい加減、金払えってんだよ!」
1人の不良が、男の子の胸ぐらを掴み、殴りかかった
「!!」
「危な……!!」
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