第5章 及川徹1
その熱のこもった視線は訴えてる。
はやく触って欲しいって。
でも俺は気づかないふり。
及「なに?」
言ってくれなきゃわからないよって。
そんな意味を込めて笑みを見せる。
『っ、…』
玲央ちゃんは顔を赤くして視線を逸らした。
そしてチラッと俺を見る。
あー、可愛い、それだけで可愛い。
今すぐ食べちゃいたい。
そう思ってたらいきなり抱き寄せられ玲央ちゃんとの距離が近くなる。
『……っシて…徹…ッ』
そう耳元で囁かれた。
『触って…いっぱい…っ徹……』
甘く、色っぽい声が俺の鼓膜を溶かす。
スリッと頬に擦り寄られ、俺はもう我慢出来なくなっていた。
及「あ〜もう、可愛すぎ」
いつもそうだ、こうやって簡単に理性を崩していく。
ズボンと下着を脱がして玲央ちゃんのモノに手を這わせた。
『あ、ぁンッは、んっふぅッ』
及「一回も触ってないのにこんな濡らしてさ、イケナイ子だねぇ玲央ちゃん」