• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


ありまくるんよね、これが。

もう何年も前の事やけど
思い出すだけで
嫌な気持ちが蘇って気が引けちゃう。

いじめっ子のボス的な男の子を筆頭に
毎日、髪を引っ張られたりスカート捲られたり…
時には物を盗まれたって事も。

何もしてへんのに 
なんで意地悪されるのか
未だに分からへんまま。









大「お待たせー!!」



ガラッと勢い良く開いたドアに
体がビクッとなる。

そう言えばスマイルプリンスが居なかったや。

中へ入って来る大倉くんは
両手に花ならぬ、両手にパン。

たくさんのパンを抱えてる。

この量は
誰かの分もあるんやろうね


と、見てたら目が合った。











大「図書室やないんやね」

渋「官能置いてへんからな」

大「さん、2人っきりの時何かされへんかった?」

 「へ?」



何かって何をやろ。
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp