• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


続いて、私の後ろに居た錦戸くん
両サイドに居る安田くん丸山くんも窓際へ。

そこが彼らの定位置なんやろうね。

だとしたら
私はどこに座れば…








村「何してんねん、突っ立ったまま」

 「え、あ…」

錦「はよすばるくんの隣に座って!」

丸「拗ねてまうからっ」

 「えっ、」

渋「拗ねへんわ、そんなんで」

安「じゃあ、僕の隣でえぇよね」

渋「…………」




急に目つきを変えて
安田くんを睨む。

そんな渋谷くんに
何故か全員ニコニコしてて。
(ニコニコよりニヤニヤ?)

笑うのを堪えてる横山くんから「拗ねてもうたから隣行ったって」と渋谷くんの隣へ行くよう催促される。

拗ねる意味が分からへん。

けど、断る理由もなく…










 「失礼します、」



と、窓際の後ろから2番目の席に居る
渋谷くんの右側へ座った。

全員の目線が自分へ向いてる。

数人の男の子から
囲まれるなんて経験
未だかつてした事…
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp