第4章 勢揃い。
なんてやりとりはどうでも良くて。
本題は、何故に渋谷くんから
逃げてるかという…
渋「傘、無いんやったら貸したんで」
「えっ」
渋「そん代わり一緒に帰る事になるけど」
一緒に帰る=あの7人が勢揃い…
無理や、そんなの。
想像しただけで
完全にアウェイ感出てる。
大体、傘持ってへん言うてたのに
貸したんで、とはどういう事?
「だ、大丈夫です、じゃ、じゃあ!」
鞄を持ったら
玄関口までダッシュした。
あの7人の中に溶け込む勇気はない。
注目浴びちゃうやろうし。
平和な高校生活を送りたいもん。