第9章 好きなタイプ。
香「あ〜、もう堪らんわ!この柔らかさ!」
ほっぺたをくっつけてスリスリ。
いつからかは覚えてへんけど
毎朝、会えばハグとスリスリをされる。
香「私が居らん間、今滝に何もされんかった?」
「うん」
香「良かったぁ…なんかしてたら殴り込みに行こうと思っててん」
「あ、あかんよ!殴り込みなんて!」
香「分かってるわよ冗談やって。で、呼び出しもされんかったん?」
「や、された」
香「やっぱりね…思ってた通りやわ。やる事卑劣過ぎやねん、アイツ」
なんて言いながら「よくがんばった!」とよしよしされる。
「めっちゃ嫌やったけど…渋谷くんが手伝ってくれてん」
香「渋谷…って、後ろの席の?」
「うん」