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初 恋 ア ン ブ レ ラ
第8章 おでこに…
いきなり謝られたら
顔を上げるしかなくて。
目と目が合う。
渋「………意地悪し過ぎた」
「へ…?」
渋「わざとビビらせててん」
「えっ?な、なんでっ、」
渋「なんでって…その…」
目線を落とし
うなじ辺りをポリポリ掻いて
そのまま手を止める事、数秒。
様子を伺うような上目遣い。
申し訳なさそうに下がる眉。
渋「…………したい、から?」
「え…?」
渋「だいぶご無沙汰で…急にしたなったんや」
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